こんにちは。みんちです。
25th anniversarycollectionの動きも少し落ち着いてきましたね。
当初の予想よりもだいぶ多くの方の手に届きやすい状態になっているみたいで、公式には頭が上がりません。
ちなみにアニバーサリーコレクションにはコレクション要素の強いカードばかりが入っていると思っていましたが、意外とそうでもないみたいです。
収録が決定されてすぐに話題になったカイオーガをはじめ、ガチデッキにも採用できるカードが思っていたよりも多い印象です。
今回はそんな中でも、「ルナアーラ」に焦点をあててデッキを構築してきました。
【ワザ説明】
・ルナティックペイン 無無
相手のポケモン全員に、それぞれのっているダメカンの数が2倍になるように、ダメカンをのせる。
・サイコバレット 超無無 130
相手のベンチポケモン1匹にも、30ダメージ。[ベンチは弱点・抵抗力を計算しない。]
今回注目したのは、1つ目のワザ【ルナティックペイン】です。
相手のポケモン全員のダメカンを2倍にできるなんて、実にロマンしかないですよね。こういうワザをもつポケモンは大好きです。
さっそく構築をご紹介していきます。
構築と展開について
今回の構築は以下の画像の通りです。
2進化ライン採用という観点から、裏工作で安定して進化ラインをそろえられるインテレオンを採用しました。
また、終盤にルナティックペインで相手のポケモンを一気に倒していくというコンセプトにそぐうよう、前半はドラパルトVMAXとクイックシューターインテレオンでとにかく相手にダメカンをばらまいていきます。
ルナアーラは終盤で1体ベンチに育てばそれで十分なので(相手にもよります)、それまではドラパルトVMAXとモミで粘ります。
採用エネルギーの枚数が少ないことを考慮して、ザシアンVを採用しました。
2ターン目から確実にドラパルトVMAXが攻撃できるよう、1ターン目は優先的にドラパルトVとザシアンVを出しておく。
ザシアンの特性「けんのほうこう」でドラパルトVに超エネルギーを付けて番を終了し、2ターン目にうらこうさくでドラパルトVMAXを呼ぶというのが基本的な流れです。
回収ネットもあるので、できれば場にメッソンを2体出しておくということも忘れずに展開しておきたいです。
各対面の有利不利について
ここからは各対面の有利不利について説明していきます。
こくばバドレックス対面
こくばバドレックス対面では基本的に五分五分になると考えています。
こちらの動きとしてはダイファントムでバトル場130の後ろ50、次ターンでボスを使用して手前180の後ろ50で2体に180ずつダメカンがのった状態にします。
その後ルナアーラでルナティックペイン使用でサイド6枚取りが完成します。
ですが、後攻1ターン目にゲンミミのホラーハウスGXで動きを止められると正直かなりしんどいです。
こちらが有利対面となるには最低でも2回はドラパルトVMAXに動いてもらう必要が出てくるので、モミ→けんのほうこうの流れが作れれば手段はありますが、相手のエネルギー加速がそれを上回ってくる場合はもう1体ドラパルトVMAXあるいはルナアーラを育てる必要が出てきます。
序盤にこくばの動きを止めることは難しいので、場合によっては頂への雪道を採用してもいいかもしれません(こちらもザシアンVのけんのほうこうが使用できなくなりますが…)
はくばバドレックス対面
はくばバドレックスの場合は、相手の動きがはやいので、若干不利対面になります。
ですが、ここもモミ→けんのほうこうの流れでまくれる可能性も十分にありますので、場にドラパルトVMAXを2体立てることを前提に動いていく必要があります。
また、今回入れ替え手段を風船としているのも、モミの使用を考慮してのことです。
アタッカーがドラパルトでなくともドラパルトVMAX→ルナアーラ→ドラパルトVMAXで相手のサイド5枚は取れる計算になります。
この場合は残り1枚をどこで取るかが非常に重要になってきますが、仮に上記の流れでいった場合、バトル場のポケモンは130→260、ベンチのポケモンは50→100という状態からドラパルトVMAXのダイファントムになりますので、ベンチ狙撃は無理にVMAXを狙わず、起点となるポケモンを2体倒すことで相手の動きを止めるように展開しましょう。
ムゲンダイナ・いちげきゲンガー等
こちらは完全に不利対面となります。
どちらの場合もどの技を打たれてもドラパルトがワンパンされてしまうので、ルナアーラを優先的に2体ベンチに用意できればまだ勝ち目はあるかもしれません。
ドラパルトVMAXを優先的に展開する場合ではまず勝ち目はありません。
クワガノン対面
クワガノンは有利対面となります。
ベンチの起点ポケモンはダメカン+ルナティックペインで倒せますし、何よりダイファントムでも落としきれるHPなので、この場合はうらこうさくインテレオンよりもクイックシューターインテレオンを場に出した方が有利に進められると思います。
ただ、確実に2ターン目には場の相手のクワガノンを倒しておきたいところですので、エネルギーの加速は最優先で展開していく必要があります。
三神対面
三神対面もやや有利です。
相手の動きとしてはまず三神でオルタージェネシスを打ちに来ますので、2ターン目にダイファントム、3ターン目にダイファントム+クイックシューターインテレオンで手前の三神を倒し、ダメカンが10個乗った裏のガラルファイヤーVorザシアンVにクイックシューター+そのままダイファントムないしはルナティックペインを打てば相手の動きをほぼ完全に止めることができます。
サイドは5枚と後1枚足りないですが、ここでガラルファイヤーを倒しておくことで、相手の動きをそれなりに止めることができますし、3ターン目の時点でモミを使用すれば相手の攻撃を耐え抜くこともできます。
ただ、ガラルファイヤーを早めに処理しなければならない点と、進化ラインを育てるまでの要求が高いので、展開に少しでも遅れが出れば厳しい戦いになると思います。
ジュラルドン対面
ジュラルドンも不利対面にはなりにくいです。
今回特殊エネルギーはツインエネルギーを採用していますが、ルナティックペインはワザのダメージではなく効果にあたるため、テキスト通りダメカンの数を2倍にすることができます。
ジュラルドンは要求エネルギーの難易度が少し高いので、相手の動きが滞ればダイファントム連打で主導権を握って展開していくことが可能です。
終わりに
いかがでしたでしょうか。
ロマンがありつつも実用性も高いデッキだと思います。
うらこうさくのラインを使用した進化ラインの完成と、対面による展開の仕方に違いがあるので使用難易度は高いと思いますが、それでも何度か回してみて動きのとれるデッキだと思いました。
他の各対面についてはコメントを頂けるとそちらで回答させていただきます。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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