こんにちは。みんちです。
今回は先日発売された【双璧のファイター】に収録されている「パッチラゴン」と、【反逆クラッシュ】に収録されている「ドラパルトV」を軸にしたダメカンばらまき型構築を考えてきましたのでご紹介します。
この構築、一部の人はもうすでに使用していますが、本当に強力ですし、相性がかなりいいのでお勧めの構築です。
それでは構築の解説をしていきます。
デッキコンセプト
今回のデッキコンセプトは、冒頭でも述べた通り
ダメカンばらまき陰湿デッキ
です(笑)
また、ポケモンのワザだけでなく、特性やスタジアムでも陰湿に相手にダメカンをばらまいていきます。
それではポケモンからご紹介していきます。
ポケモン
①パッチラゴンVMAX・パッチラゴン
今回のメインアタッカー①です。
主に使用するワザは「トラップスパーク」です。
これでワザを打ってきた相手にダメカンを12個乗せることができ、さらにワザ自体60ダメージを出すことができるので、1ターンで180ダメージを狙うことができます。
また、相手の展開速度を落とすこともできるので非常に優秀なワザです。
②ドラパルトVMAX・ドラパルトV
今回のメインアタッカー②です。
「ダイファントム」で相手のバトルポケモンにダメージを与えつつ、ベンチにダメカンを5個乗せることができます。
相手のベンチに逃げたメインアタッカーに追い打ちをかけることで体力を削りつつ、補助的な役割を持っている非GX、VMAXポケモンにも打点を与えることができます。
③イオルブVMAX・イオルブV
今回の補助ポケモン①です。
特性の「かいこうせん」で相手のポケモン全員に10ダメージずつ与えていきます。
そこまで大きな打点に感じないかもしれませんが、これが終盤になるほどじわじわ効いてきます。
それこそ、かんしゃくヘッドガラルジグザグマが一世を風靡したわけですから、このイオルブVMAXがその再来となってもまったく珍しい話じゃありません。
今回はグッズにポケモンを入れ替えられるように入れ替え系のカードを多めに採用します。
④ガラルサニゴーンV
今回の補助ポケモン②です。
今回のデッキではこちらのパッチラゴンやドラパルトを場に出し、エネルギーを付け終えるまでに2~3ターンは要してしまいます。
そこで序盤は特性の「むしばむオーラ」で相手のエネルギーがついたメインアタッカーをじわじわと削っていき、パッチラゴンやドラパルトで倒しきることを可能とします。
この間にも可能な限りイオルブVMAXなどでばらまけるダメカンはまいておきます。
⑤ミュウ
環境対策です。
現環境ではベンチ狙撃を後押しするようなトレーナーズが多く収録されています。
連撃ウーラオスやれんげきゴリランダー等、ベンチに狙撃をすることができるポケモンに、望遠スコープやれんげきナゲツケサルがその代表的な例です。
そのため1枚入れておくだけで安心してベンチでポケモンを育てていくことができます。
⑥クロバットV
今回は枠の関係でドローソースをそこまで多く採用できないので、クロバットVに一役買ってもらいます。
また、進化ラインをそろえる必要のあるデッキでは、手札をトラッシュしなければならないカードは墓穴を掘ることになりかねませんし、選択もむずくかしくなってしまいます。
そのため、ノーリスクで手札を補充できるクロバットVが望ましいのです。
サポート
今回のサポートでは主にベンチとバトル場を入れ替えることのできるカードを多めに採用します。
①ボスの指令
相手のポケモンを一方的に引きずり出す性能は、今回の構築と非常に相性がいいため採用は必須となります。
後述する「スパイクタウン」の効果により、一方的に相手のバトル場のポケモンにダメカンをのせつつ、こちらが倒したいポケモンをベンチから引っ張ってくることができます。
②コルニの気合い
博士の研究の代替として採用します。
先述の通り、今回のデッキはトラッシュする効果を持つカードと相性があまりよくありません。
そのためデメリットなしで手札を補充できるコルニの気合いが代役としてハマるのです。
③クララ
とはいえクイックボールやトキワの森等、トラッシュしなければ使用できないグッズを採用しなければならないのも事実です。
そこで致し方なくトラッシュに送ってしまったポケモンや基本エネルギーをクララで回収します。
ふつうのつりざおに比べて、手札に直接戻すことができるのでかなりの差別化になります。
④エール団のしたっぱ
先述したガラルサニゴーンVと非常に相性がいいです。
相手についているエネルギーを手札にもどすことは、相手の攻撃テンポを遅らせるだけでなく追い打ちでダメカンを3個ばらまくことができるということになります。
このコンボは非常に強力ですし、仮に場にガラルサニゴーンがいなかったとしても、これ自体が相手の攻撃テンポを遅らせることができるので今回は採用必須です。
グッズ
続いてグッズです。
今回はとにかく入れ替え系とポケモンを手札に引っ張ってくることのできるグッズに限定して採用します。
①あなぬけのヒモ
後述のスパイクタウンと組み合わせるほか、場にイオルブVMAXを出す際にも使用します。
入れ替え系のグッズがあるだけでベンチを必ず1度は行き来できるので、イオルブがアタッカーにならずに済む点もメリットとしてはかなり大きいです。
②ポケモンいれかえ
こちらはスパイクタウンの効果をこちら側だけ被ってしまうのであまり望ましくないように思えますが、場に出ることで効果を発揮するポケモンが多い以上、採用は必須です。
また、逃げることは自分の番に1度しか使用できませんが、グッズは自分の番に何度でも使用できるので、毎ターンダメカンをばらまくことが可能になります。
③クイックボール
こちらも採用は必須です。
まず序盤にたねポケモンを並べていく必要があります。特に、進化ポケモンを採用しているデッキ手はいかに早い段階で進化元をベンチに出せるかが重要です。
今回は採用しているポケモンの種類も多いので、クイックボールは必ず4枚採用しましょう。
⑤ポケモン通信
こちらも採用は必須です。
進化ポケモンをよぶならしんかのおこうがありますが、しんかのお香ではたねポケモンは当然呼べません。
それがポケモン通信であれば、一挙に解決することができます。
つまり、しんかのおこうの役割も兼ね合わせているのです。
ただ、手札にポケモンがいなければ使用することができませんからその点には注意しましょう。
⑥ふうせん
こちらはイオルブ専用グッズです。
イオルブにつけることでエネルギー0でベンチに逃げてもらいます。
動きとしては、ベンチから入れ替えグッズでバトル場にイオルブVMAXを出し、かいこうせんを発動した後逃げるでベンチに戻ってきてもらうという形になります。
⑦やまびこホーン
マッドパーティ&ミュウミュウ対策です。
また、今回はイオルブVMAXの対象が相手のポケモン全員ということもあり、できるだけ相手のベンチにポケモンが並んでいる状態で特性を使用していきたいので採用します。
ドラパルトのダイファントムで削りきれそうなポケモンがいる場合もサイドレースで有利になるので、今回のデッキとの相性は非常によくできています。
スタジアム
最後にスタジアムです。
①スパイクタウン
今回のメインスタジアムです。
もちろんこれがなくてもダメカンはばらまけますが、「あと10ダメージで倒せるのに!」というかゆいところまで手を届かせてくれるカードで。
ただ、自分自身にも20ダメージが入ってしまうので、入れ替えを多くする場面ではほかのスタジアムにはりかえるか、そもそも場にスタジアムをだすタイミングを慎重に考えてから使用していかなければなりません。
②トキワの森
今回採用するエネルギーは基本超エネルギーと雷エネルギーですが、特にドラパルトとパッチラゴン両者ともメインで使用する技に必要なエネルギーが無色エネルギーではないため、手元にエネルギーをしっかり用意しておく必要があります。
そこでトキワの森を採用してスムーズにエネルギーを呼び出せるようにしておきます。
エネルギー
①基本雷エネルギー
②基本超エネルギー
③スピード雷エネルギー
④ホラー超エネルギー
終わりに
いかがでしたでしょうか。
今回はとにかくダメカンをばらまくことに焦点を当てました。
「ダメージカウンターをのせる」という効果はワザのダメージとしての計算はしません。
そのため、ジュナイパーやチルタリスなど、VMAXメタポケモンに対しても非常に強く出れます。
これが、完全なれんげきウーラオスやガラルヒヒダルマVMAX、インテレオンVMAXとの差別化になります。
次回のジムバトルは自分もこれで出場してみようと思っています。
興味のある方はぜひTwitterのほうで連絡してくださいね。
リモートで対戦させていただきます。
それでは、今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
⇓以下、デッキ構築画像です。
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