こんにちは!今回はストリンダーとトゲキッスを使用した非VMAXデッキの構築をご紹介していきます!
デッキコンセプト
ポケモンカードの勝利条件は基本的に自分のサイドを取りきる点にあります。
しかし、もう1つの勝利条件として、「相手の山札を0にする」というものがあります。
今回はその1点に着目して相手の山札を徐々に減らしていき、選択肢をどんどん減らしていくことを目的としました。
それでは、使用するポケモンとトレーナーズカードをご紹介していきます!
ポケモン
今回採用するのは6種類です。
①ストリンダー
②エレズン
③トゲキッスVMAX
④トゲキッスV
⑤クワガノンV
⑤デデンネGX
それぞれの役割について解説していきます。
①ストリンダー
今回のデッキのメインとなるポケモンです。攻撃をすることがメインではなく、ワザ「リスクテイカー」で相手の山札を削ることを目的とします。
また、体力が多くないので「おおきなおまもり」などで体力を少しでも上げておくことをお勧めします。
リスクテイカー自体、無色エネルギー2個で打つことのできるワザなので、「ツインエネルギー」で十分事足ります。
また、アタッカーとしての役割はないので、別のポケモンにその役割を担ってもらいます。
ただ、コインを投げて表ならばよいですが、裏が出た場合、自分の山札を5枚トラッシュしなければならないという点も考慮しなければなりません。
こちらは後述するサポートとスタジアムによって成功確率を最大限まで上げていきます。
②エレズン
ストリンダーの進化元として採用です。とくに役割はありません。
③トゲキッスVMAX
今回のサブアタッカーです。
ワザ「ダイグライド」で、相手にダメージを与えつつ好きなカードを2枚手札に補充することができます。
そのため、基本的な試合展開としては
⑴トゲキッスVMAXの育成
⑵好きなカードを持ってくる効果でストリンダーの育成を進めていく
⑶準備が整ったらストリンダーで山札破壊へ
となります。
トゲキッスVMAXが優秀な点はもう1つあります。
それが、「逃げるのに必要なエネルギーが必要ない」という点です。
これによりベンチのストリンダーの育成が完了した時点で技を打つことが可能となります。
トゲキッスV
トゲキッスVMAXの進化元としての採用ですが、ワザ「しろきかぜ」は相手の進化ポケモンに120ダメージを与えることができるため、補助的な役割を持つ相手の進化ポケモンをボスの指令で呼び出すことができれば大きな打点となります。
⑤クワガノンV
役割としては、ワザ「パラライズボルト」で相手のグッズ操作を無効にするという点にあります。
これにより序盤の相手の展開をおくらせることができます。
特に、グッズに頼るようなデッキにはかなり刺さると思います。
ただ、クワガノンVが現状1400円するので、収集には少し苦労するかもしれません…
また、「ちょうでんじほう」により、アタッカーとしても動くことができるので、状況によっては相手の補助的な役割を持つポケモンを倒しておくと、有利に試合を展開していくことができると思います。
⑥デデンネGX
特性の「デデチェンジ」によりデッキ展開の潤滑油として使用します。
ベンチ枠を1つ埋めてしまいますが、GXワザの「ビリリターンGX」により相手のポケモンを確定でマヒにしつつ、次の番にもう1度特性を使用することができるので、デッキの回りを効率よく行うことができます。
しかし、使いすぎるとストリンダーのワザ「リスクテイカー」で、仮に自分自身の山札をトラッシュしなければならなくなった際に、自分の山札が枯渇してしまうことも考慮しなければならないので、使い時を見極めることが重要です。
サポート
今回採用するサポートは種類です。
①博士の研究
②ボスの指令
③グズマ&ハラ
④マリィ
⑤イツキ
ではそれぞれの役割について解説してきます。
①博士の研究
こちらは主にドローソースとして使用します。
ですが、今回のデッキでは、ストリンダーの「リスクテイカー」の効果が自分に適用されてしまうことも考慮しなければなりませんので、採用数は多くても3枚、できれば2枚に抑えたいところです。
②ボスの指令
今回このカードは相手のポケモンを倒すために使用するというよりも、相手の攻撃テンポを遅らせることで少しでも多くの「リスクテイカー」を打つための材料とします。
ベンチのポケモンを選ぶ際は、できるだけ逃げるためのエネルギーが多く必要であり、且つエネルギーがついていないポケモンを選びます。
③グズマ&ハラ
こちらはできれば序盤に使用したいカードです。
後述するスタジアム「ルミナスメイズの森」と、ストリンダーが「リスクテイカー」を打つための特殊エネルギーである「ツインエネルギー」を持ってくることができます。
④マリィ
こちらは今回のデッキにおいて、博士の研究にとって代わるメインのドローソースです。
また、マリィには相手の手札に干渉することのできる効果がありますので、場合によっては、相手のプランを崩すことができます。
ただ、サポートは自分の番に1回しか打てないので、後半に他のサポートを多用する場合、序盤の手札の循環がうまくいっていない時に使用するのが最も効率的だと思います。
マリィは使いどころによって試合展開が大きく変わるカードでもありますので、慎重に使い時を見極めましょう。
⑤イツキ
今回最も重要なサポートです。
このカードは「ルミナスメイズの森」が場に出てきていない時に使用することになります。
コインの結果を1度だけ自分で選択することができるので、確実に「リスクテイカー」を成功させることができます。
今回は4枚採用するので、確実に4回はこの技を成功させることができます。
相手の山札を20枚削るというのは、相手のプランを大きく崩すことができ非常に強力です。
この20枚と、開始時のサイド6枚、手札7枚を考えればこの時点で33枚のカードを削ることができるわけです。
非常に夢があります。笑
グッズ
今回採用するグッズは7種類になります。
クイックボール
リーリエのピッピ人形
ふうせん
しんかのおこう
ふつうのつりざお
スイレンのつりざお
ポケモン通信
それではそれぞれの役割について解説していきます。
①クイックボール
こちらはもうなければ始まらないレベルのカードです。
これによりデデンネGXを呼び出して手札を補充したり、トゲキッスやエレズンを呼び盤面を整えていくことができます。
②リーリエのピッピ人形
今回のデッキ構築では、非GXポケモンが主体の構築のため、どうしても1度攻撃すると相手のVポケモン屋GXポケモンに倒されてしまう可能性が高くなってしまいます。
そうするとベンチで何体もストリンダーを育てておかなければならないわけですが、そうも簡単にいくわけではありません。
そこでこのリーリエのピッピ人形を場に出しておけば、相手の山札を1枚削りつつ、こちらはサイドをとられずに済むうえにベンチで若干の余裕をもってストリンダーやトゲキッスを育成していくことができます。
また、必要でなくなれば山札の1番下に戻すことができるので、使いまわししやすい点も強みの1つです。
③ふうせん
これは万が一バトル場のポケモンが倒されてしまった際に、ベンチのポケモンが1体しかいない場合があれば、その打開策として使用します。
バトル場のポケモンが倒されてしまうと、その時点で負けが確定してしまいますから、何とかしてそれまでに先述したリーリエのピッピ人形を手札に加えることができれば、ふうせんでバトル場から逃げて1ターン分時間を稼ぐことができます。
勝負は最後までわかりませんから、こういったあがきも大切ですね(笑)
④しんかのおこう
こちらはトゲキッスとストリンダーに使用します。
ですが、今回はそれほど重要性が高いカードではないので1枚のみの採用となります。
⑤ふつうのつりざお
デデンネGXのデデチェンジや博士の研究など、こちらも手札の回りが良くない時には手札をトラッシュしていかなければなりません。
その際に、ストリンダーやエネルギーカードをトラッシュしてしまうと、こちらの手数が減ってしまい、不利になってしまいます。
また、バトル場のストリンダーが倒されてしまった場合にも、複数回ストリンダーを使用できるようにするために、トラッシュから山札に戻すという行動は、このデッキと非常に相性が良いです。
⑥スイレンのつりざお
スイレンのつりざおは、ふつうのつりざおとは異なり、ポケモンのどうぐをトラッシュから山札に戻すことができます。
今回はほぼリーリエのピッピ人形を山札に戻して再利用するために採用しました。
これにより、最大で6回も相手の攻撃をしのぐことができるため、自分の盤面を整えやすくなる上に、相手の山札を削る効果も期待できます。
⑦ポケモン通信
これはクイックボールでたねポケモンを持ってきた際に、本当は進化ポケモンが欲しいんだけど…となってしまうことがあった際に併用できるよう採用しました。
場面ごとに今手元に欲しいポケモンを山札から持ってくることができるので、強力ではありますが、反面手元にポケモンがいなければ使用できないというデメリットもありますので、今回の採用は1枚としています。
スタジアム
今回は1種類のみです。
ルミナスメイズの森
①ルミナスメイズの森
今回重要な役割を果たすカードです。
これによりリスクテイカーの成功確率を75%まで上げることができます。
実際このデッキを作成し、試運転してみましたが、確率でいうと4~5回に1回は失敗します。
確率通りの結果が見込めますので、4枚の採用が必須となります。
エネルギー
今回採用するのは3種類です。
基本雷エネルギー
キャプチャーエネルギー
ツインエネルギー
今回は特殊エネルギーを2枚採用します。
①キャプチャーエネルギー
今回のデッキではたねポケモンが場にある程度の数そろっていないと試合展開としては苦しくなってしまいます。
そのため、クイックボールなどで呼ぶほかに、キャプチャーエネルギーを採用することでさらにたねポケモンを呼び出す機会を増やします。
②ツインエネルギー
このデッキの主役であるストリンダーのワザ「リスクテイカー」は、無色エネルギー2個で打つことができる技のため、わざわざエネルギーを2枚も手張りするのに時間をかけるのではなく、最速先攻2ターン目からワザの打てるツインエネルギーを採用します。
おわりに
今回はストリンダーを主軸とするサイドをとらないデッキをご紹介しました。
基本的にこのデッキは相手の山札を削りきらなければ勝つことが難しいです。
ただ、現環境はデデンネGXやクロバット、くいだめカビゴンや博士の研究など、ドローソースとなるカードが採用されたデッキが多く存在します。
そういったなかで、相手の不意を突くことができるこのデッキは、あながちロマンとしてではなく実践的に使用できるのではないでしょうか。
自分自身試行錯誤を繰り返しながら今年はジム戦で使用出来たらなと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ぜひ記事の紹介とご意見いただければ嬉しいです。
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