こんにちは。みんちです。
今回はタイトルにある通り、番外編として最近よく耳にする【ポケカ投資家】というワードについての説明と、実際そう呼ばれる人たちが使っている高騰予想の手段をご紹介します。
また、そういった情報に惑わされないようにするためにどうすればよいかについてもご紹介していきますので、ぜひ最後まで読んで頂けるとうれしいです。
ポケカ投資家とは?
まず、本題であるポケカ投資家というものの存在についてですが、これは投資家でもなんでもありません。
皆の百科事典ウィキペディアには次のように記載されています。
投資家の投資対象には株式や債券などの金融商品、不動産、コモディティなどがあるが、その保有目的(投資の目的)には様々なものがある[1]。例えば株式であれば経済的な利潤(配当や値上がりによる利益)が目的である場合もあれば、会社の経営への参画であることもある[1]。短期の値動きによる利益を狙う「投機家」や「トレーダー」に対して、長期の値上がりを期待する立場を意味することもある。
一般的に銀行に預金を保有していても投資家と呼ぶことはないが、それは投資と貯蓄が対立した概念として捉えられているからである[1]。しかし、経済的には預金の保有は預金者と銀行との間の金銭消費貸借契約であり、これは銀行等が発行している社債等に投資しているのと本質的には同じである[1]。
難しそうなことが書いてありますが、要は
投資≠投機であり、長期的な利益を狙うものが投資であることから、上がりそうなカードを買って数日後に売るという行為自体は投資ではなく投機にあたるのです。
つまり、それすらも理解せず投資家です、なんてSNS上でつぶやいている人はただの投資家気どりということです。
そういった方たちが「○○は絶対に値上がります」なんて発信しているのを見ますが、一体何を根拠に話しているのでしょうか?
この点については後述します。
ただ、こういった言葉の意味すら調べず、理解もせず使用している方たちが発信している情報の信ぴょう性が極めて低いということは肝に銘じておきましょう!
中にはまともな人も存在する
ごくまれにSNS上でもまともな情報を発信されている方がいらっしゃいます。
その方たちは「投資家」と「投機家」の違いをしっかり理解しており、投資と同様に値上がり、値下がりの変動を毎日チェックして、さらに株式投資同様に経済指標になりうる出来事を根拠としたうえで情報を発信されています。
ただ、本当にごくまれにこういった方を見かけるだけで、ネット上に存在するポケカ投資家といわれる方たちはほぼ出まかせで情報発信しているので気をつけましょう。
投資について詳しく知りたい方はこちらの書籍がおすすめです。
ポケカ投資(笑)よりもしっかりした投資の基礎が学べますし、人生設計にも役立ちます。
どうやって高騰を予想している?
では、実際高騰を予想している方たちはどうやってしているのでしょうか?
まずこの記事を読んでいる皆さんであれば、一度は感じたことがあると思います。

あれ?この人の高騰予想って、誰でもできるんじゃない?
そうなんです。誰でもできるんです。
誰でも出来そうな高騰予想だからしているんです。
例えばピンポイントで上がるわけないでしょ、ってカードの高騰を何度も的中させていたら、確かにこの人の高騰予想はしっかりしているし、投資家と呼んでも恥ずかしくないなってなりますけど、多くの人が予想しているのは以下のような内容だと思います。
「マリィはもっと値上がりますよ」
→リーリエの上がり方を見れば誰でもわかる
「ピカチュウ系統は上がりますよ」
→今年25周年だったらなんとなくわかる
「○○が絶版になったから△△も絶版になる可能性が高いです!高騰しますよ!」
→誰でもわかるし、収録カードによって上がるかどうかは変わってくる
つまり何が言いたいかというと、絶望的に根拠が薄いんです。
「なんとなくあがりそう」というだけで高騰予想と謳っているのです。
逆に言うと、そもそも高騰予想というのはあくまで予想ですから、確実に上がるという保証はありません。
ただ、上がる可能性があるというならば必ずその根拠があってしかるべきです。
最も重要な根拠の部分がうすい予想を信じるのは非常に危険な事なんです。
安易に上がるかもといって購入に走るのはやめておきましょう。
どうやって高騰予想しているの?
肝心の高騰予想の仕方ですが、正直僕もそこまで詳しくないのでこういったやり方があるよ!とはご紹介できません。
ただ、おおよそ2つのパターンに分けられます。
①事前に生産中止などの情報が手に入っている
これは高騰というよりただのアドバンテージですが、カードショップなどとつながっている人は、生産元から生産を終了したなどというお知らせが一般人の私たちよりも早く入ることがあります。
そのため普段から繋がりのある方などはその情報をいち早く手に入れることができます。
また、収録カードの先取りができる場合もあるようです。
あなぬけのヒモ再録なんかがいい例ですね。
②これから起こるイベントから関連キャラクターを予想&相場変動を見守る
これは最近でいえばダイパリメイクでのシロナ、三神高騰、あるいは蒼空ストリームでのヒガナ高騰です。
ダイパリメイクは前々から噂されてはいましたが、4年ごとにリメイクが行われているというジンクスを強い根拠として買取を行った人たちが勝っていました。
さらに、同じような予想をした人たちが、こぞってフリマアプリなどで買取を始めるため、基本的に売り切れが多くなり価格のつり上げが行われます。
そのためそういったサイトで相場の変動をしっかりチェックしているかが重要になってきます。
終わりに
いかがでしたでしょうか?
ポケカ投資家なんて言葉がはやり始めたのはそもそも今年に入ってからすぐのことです。
ポケモンカードが高値で取引されるものとして認知されてしまったため、転売ヤーも続々と新規参入してきてしまい、今では新弾を発売日に購入することさえ困難になってしまいました。
ポケモンカードがいろんな人に知られていくのはうれしい事ですが、広まり方が広まり方なのでなんとも複雑な気持ちです。
もししっかりとした投資や株について学びたいのであれば、そういった本を読んだ方が100倍人生が豊かになると思いますので、くれぐれも皆さんはポケカ投資家の発信する情報に惑わされないようにしましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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