こんにちは!今回は【タイレーツV】と【タイレーツ】を軸としたデッキ構築のご紹介です!
デッキコンセプト
闘タイプのデッキといえば「セキタンザンデッキ」が今や最もメジャーな型となっており、大会等でも優勝デッキに採用されていたりと環境の上位を支配している印象です。
そんな中、他の闘タイプポケモンが何とか活躍できないかと考えていたところ、僕の友人が今回のデッキを構築していることもあり許可をもらって記事にすることにしました。
同じデッキを使用して何戦かしましたが、僕のムゲンダイナデッキでは太刀打ちできないのはもちろん、水デッキ(ラプラスVMAXにエネルギーを加速しつつカメックス&ポッチャマで相手のテンポを遅らせるデッキ)でも負けることが何度ありました。
何とか今環境を支配している3神ザシアンデッキやセキタンザンデッキに一矢報いてくれ!(笑)と思います!
ポケモン
始めに採用ポケモンのご紹介です。
コンボ等については後程説明していきます。
1.タイレーツV
2.タイレーツ
3.カビゴン
4.ヤレユータン
採用するのは以上の4枚です。基本的な戦い方としては、食いだめカビゴンで序盤は手札の補充をしつつ、ベンチのタイレーツやタイレーツVをベンチで育てていきます。
場合によってはタイレーツの「なかまをよぶ」でベンチにタイレーツを持ってきて、とにかくベンチをタイレーツで埋めていきます。
そうすることでタイレーツVの効果「てっぺきのじん」によりタイレーツが受けるダメージは-80にまで抑えることができます。
また、タイレーツも数合わせで入れているわけではありません。
ワザ「チームアタック」により最大で150ダメージを2エネで打つことが可能になります。
弱点を付ければGXポケモンやVポケモンを一撃で倒すことができます。
また、ヤレユータンは後程紹介するサポートとのコンボでおいて必須級のカードとなります。
サポートカード
続いてサポートのご紹介です。
サポートに使用するのは以下のカードになります。
ソニア
サイトウ
マリィ
博士の研究
使用するサポートは以上の4種類です。それぞれの役割について解説します。
1.ソニア
今回のデッキではいかに相手より早く盤面を整えるかがカギになってきます。
早い段階でベンチをタイレーツで埋めつつ、エネルギーもつけていかなければならない。そのため万が一手札が事故を起こして「手張りできるエネルギーがない!」なんてことになれば致命傷になりかねません。
そのため状況によって使い分けができ、かつエネルギーとポケモン不足の悩みを解消できるソニアが必要にンってくるわけです。
2.サイトウ
こちらのカードはギャンブル的な要素を含んではいますが、タイレーツにエネルギー加速を行うための重要な役割を担っています。
先述した通り、いかに早く盤面を整えるかが重要になってきますので、サイトウでエネルギー加速をしつつポケモンを呼び込む形に持っていきます。
また、このカードの強みとして「エネルギーをすべて好きなポケモンにつけられる」という点があります。
後程紹介する「ストーン闘エネルギー」も対象となるため、これによりタイレーツの受けるダメージをさらに軽減することができます。
また、ギャンブル要素を含んでいると述べましたが、「ヤレユータン」の採用によって、このデメリットを少し抑えることができます。
ヤレユータンの特性「さるぢえ」によって、手札にあるエネルギーカードを山札の一番上に持っていくことで、手張りと合わせて確実に1ターンで2枚のエネルギーを付けることができるようになります。
そのためうまくいけばタイレーツの「チームアタック」を後攻1ターン目に打つことができます。
3.マリィ
こちらは言わずと知れた相手の手札に干渉することのできる数少ないカードです。
手札が事故を起こしてしまい、デッキがうまく回らなくなるのを防ぐ役割も持っています。
これにより早い段階で盤面を整えることのできる確率を上げていきます。
4.博士の研究
こちらも先ほどのマリィと近い役割を担っています。
ただ、差別化できる点として、マリィが相手の手札に干渉できるのに対し、こちらはデッキを圧縮するのに加え、自身の選択肢をマリィに比べて2枚分多く取ることのできる点です。
こちらもほとんどのデッキに入ってくる汎用カードではありますが、今回のデッキとシナジーが良いため採用となります。
グッズ
続いてグッズの紹介です。
採用するカードは以下の5種類になります。
1.クイックボール
ポケモンいれかえ
回収ネット
タフネスマント
ふうせん
1.クイックボール
これはもう語るまでもなく今回のデッキには4枚採用必須です。
タイレーツやカビゴン、ヤレユータンがすべてたねポケモンであることを十分に生かしてくれる超汎用カードです。
2.ポケモンいれかえ
今回のデッキ構築ではエネルギーをなるべく無駄にしたくないという背景があります。
ですが、サイトウやクイックボールの効果により、トラッシュに送らなければならないカードも多く出てしまいます。そのため極力そういったデメリットを抑えるために逃げるためのエネルギーを節約するという狙いがあります。
また、カビゴンなど逃げるエネルギーが多いポケモンも採用しているので、より効果的です。
3.回収ネット
こちらもポケモンいれかえとほとんど同じ役割を担います。
ポケモンいれかえと差別化できる点として、バトル場のポケモンを手札に戻すことでベンチ枠を1つ空けることができるという点と、それまでに受けていたダメージや状態異常を0に戻すことができるという点です。
タイレーツは状況が整えばVMAXポケモンの技を1回は耐えることができるようになりますし、タイレーツVのワザ「ギガインパクト」は打った次のターンは技を打つことができなくなるので、そういった部分とも相性よく働いてくれます。
4.タフネスマント
タイレーツはもともとのHPがそこまで高くありませんが、特性や従来のHPをあげることのできるどうぐを使うことで非常に防御力に長けた存在になることができます。
タイレーツやタイレーツVがたねポケモンであることを十分に生かしてくれるグッズです。これにより特性とのコンボでほとんどのポケモンの技を1回は耐えることができるようになります。
5.ふうせん
こちらもタイレーツVやタイレーツの逃げるエネルギーが2個以下であることを利用しての採用となります。
自由に逃げることができるので状況によって出すポケモンを選択することができます。
基本的にはタイレーツとタイレーツVにしか使用しない道具です。
スタジアム
今回採用するスタジアムは「格闘道場」の1種類のみです。
格闘道場
「格闘道場」は言わずと知れた闘タイプのデッキにはほぼ確実に採用される強力なカードです。
今回のデッキ構築ではタイレーツ、タイレーツVともに技の火力がそこまで高くないことが弱点の一つですが、その部分をしっかり補ってくれます。
特にサイドレースにおいては序盤不利になる可能性も十分にある構築なので、中盤から後半の巻き返しにおいて必須となるカードです。
エネルギー
最後にエネルギーです。
採用するエネルギーは以下の3種類です。
ストーン闘エネルギー
キャプチャーエネルギー
基本闘エネルギー
1.ストーン闘エネルギー
今回のデッキ構築においてタイレーツやタイレーツVの硬さを底上げしてくれる非常に重要なカードです。
また、デッキに4枚までしか採用できないので、どのタイレーツにつけるかが非常に重要になります。
基本的にはその時点で特性の効果を最も受けているタイレーツVにつけていくといった形をとりますが、場合によってはタイレーツにつけることも考慮する場面が出てくるので、そこは状況によってうまく使い分けていきましょう。
2.キャプチャーエネルギー
クイックボールとほぼ同等の効果を持っています。また、手札をトラッシュする必要がないので手札に重要なカードしか残っていない時などはそのメリットを十分に発揮してくれます。
ただ、状況によってストーン闘エネルギーを付けなければならない時など、エネルギーカードであるが故のデメリットも持ち合わせていますので、その点は注意して使用していく必要があります。
終わりに
今回のタイレーツを軸としたデッキ構築はいかがでしたでしょうか。
環境を3神ザシアンや子ズガなどが支配している状況で、十分に相手の意表を付けるデッキの構築になっていると感じます。
今回のデッキ構築一覧は以下の通りです。
その他にも「ディアンシー」を採用してみるなど、まだまだ改良の余地があると思いますので、記事を読んでいただいた皆さんのご参考になればと思います!!
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