こんにちは。みんちです。
今回はポケモンカードを最近始めた人向けに、どのようなことを意識してデッキを組めばよいのかポイントをまとめてきましたので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。
デッキ作成におけるポイント
それではさっそくデッキ作成をしていきます。
今回はデッキ作成の順序とそれぞれの段階における注意点やポイントをそれぞれ分けて説明していきます。
①メインで使用するポケモンを決めよう
まずは、メインで使用するポケモンを決めます。
本当に初めての方はスターターデッキでもできますが、いざ自分で作成しようと思うとここが意外と悩みます(笑)
ポケモンカードは今も昔も「強いカード」と呼ばれるものが共通して持つ要素は変わりません。
それは【少ないエネルギーで高い技のダメージを出すことのできるポケモン】です。
ここ最近の環境でいうと「ザシアンV」や、「ムゲンダイナVMAX」でがそれにあたると思います。
中には一定の条件を満たせばかなり300点以上のダメージを見込めるポケモンも存在しますが、初心者の方にはこれが難しいことが多いです。
そいうったデッキを作成する際に私が注視している点が1つあります。
それは
「必ずメインアタッカーとそれをサポートしてくれるサブアタッカーor補助ポケモンも一緒に考えること」
です。
例えば、今巷で流行している3神ザシアンデッキや、一撃、連撃ウーラオスデッキ、その他環境で活躍しているデッキのほとんどはメインアタッカーとそのポケモンをサポートするカードが組み合わさって作られています。
それぞれのポケモンが
①明確な役割を持っている
②それぞれの役割が連動的なものになっている
という2点に注意してデッキを考えるだけで、かなり構築の幅が広がると思います。
②サポートとしての役割をもつポケモンを選ぼう
メインで使用したいポケモンが決まったら、そのポケモンをサポートしてくれるポケモンや、デッキの回りをよくしてくれる(主にドローソースとなる)ポケモンを決めていきましょう。
サポートポケモンには大きく分けて2種類います。
①ドローソースとしての役割を持つポケモン
カードショップやフリマサイトに行くと、デデンネGXやクロバットVは、他のポケモンと比較すると同じレアリティの中でも高値で取引されているのを目にすると思います。
また、大会で使用されているデッキの多くに、これらのポケモンが採用されています。
それは、これらのポケモンの特性が「山札からカードを引く」というものであるからです。
ポケモンカードにおいて、山札を引くというのは非常に強力な効果です。だからこそ様々なデッキに採用されていますし、高値で取引されているのです。
現状では、先ほどあげた2体のポケモンのほかに、ザシアンVや特性「くいだめ」をもつカビゴン、先日発売された一撃マスターに収録されているゴルバット、クロバットの特性「ごっそりドロー」や「ひっそりドロー」が挙げられます。
②メインアタッカーが最速で最大ダメージを与えるようにするための役割を持つポケモン
最速で最大ダメージとは、簡単に言うと「エネルギー加速」をすることです。
エネルギーは1ターンにつき1枚までしかつけることができませんが、ポケモンの特性を使えば1ターンに2枚以上のエネルギーを自分のポケモンにつけることができます。
この効果はポケモンの「特性」であったり、ポケモンの「ワザ」などにテキストとして書かれてあることが多いです。
(例)アルセウス&ディアルガ&パルキアGX:ワザ「アルティメットレイ」
カメックス&ポッチャマGX:ワザ「スプラッシュメーカー」
ザルードV:ワザ「ジャングルライズ」
等
また、その他にも進化ポケモンを採用している場合は、ワザの効果によって進化ポケモンを呼び出したり、好きなカードを山札から持ってくる効果を持っているポケモンも存在します。
その他、僕が以前紹介した「アップリューVMAXデッキ」では特性「ベンチバリア」を持つミュウを採用しました。
ワザのダメージを受けるごとにアップリューVMAXのワザのダメージが下がってしまうというデメリットが、ベンチ狙撃のポケモンと対峙したときに弱点として突かれてしまうと考えたからです。
このように、多くのポケモンがなぜこのような特性を?と思わしき効果を持っています。
それは、ポケモンの組み合わせの幅は無限に広げることができるということです。
ここまで読んで、察しの良い人はなんとなく感じていたと思いますが、デッキ構築をするには
「どんなポケモンにどんな効果があるか覚えていなければならない」
のです。
まあ、覚えるといっても暗記するのではなく、いろんなカードを知っていく中で、「そういえばこんなカードあったなー」と思い出すレベルです。
これはすぐにできるようになるというよりは時間がたつにつれて勝手に覚えていきます。
自分も始めたころはどんなカードがあるかは全然わかりませんでしたが、今ではある程度把握していますし、例えば「山札から引く」という効果を持つポケモンを調べたいときはネットで「ポケカ 山札引く 効果」で調べればすぐにどのようなカードが存在するのか知ることができます。
グッズを選ぼう
ポケモンカードには試合展開を有利にすることのできる「グッズ」が存在します。
グッズには大きく分けて「通常のグッズ」と「ポケモンのどうぐ」があります。
前者は山札からポケモンやエネルギーを手札に持ってくることができるなど、直接山札や自分の手札、相手の場のポケモンに干渉できるものが多いですが、ポケモンのどうぐは自身のポケモンにつけることでそのポケモンにとって有利な効果が働くものが多いです。
グッズ選びの基準は、デッキに採用するポケモンによって大きく変わりますが、いわゆる「汎用カード」があり、これらはほぼどのデッキにも採用されています。
(例)クイックボール、ポケモンいれかえ等
グッズ選びにおいて最も重要なのは
「自分の1番最初に出すたねポケモンが何であったとしても自分の思うような行動がとれる」
という点です。
ただ、これには前提があります。「手札が事故を起こさないこと」です。
例えば、デッキにエネルギーを15枚採用していたとします。
手札を7枚とる場合の数は60C7 = 386206920
このうち、エネルギー15枚のうち6枚を手札に加えてしまう場合の数は15C6×45で225225
よって、エネルギー15枚採用時に手札にエネルギー6枚、その他のカード1枚となる確率は約0.05%となります。
ものすごく低い確率なのです。ということは、これだけエネルギーを採用していても「手札の事故」というのは本来起こりにくいはずなのです。
しかし、多くの人が手札が全く機能せず、何のできないまま最初の数ターンが立ってしまったという経験をしたことがあるのではないでしょうか?
簡単です。組み合わせる「グッズ」を間違えたのです。
もちろん手札がスタジアムやサポートばかりになると、1回の番でできることは限られてしまいます。
ただ、採用枚数から考えて、それらだけで手札が埋まってしまうということも考えにくいです。
仮に、エネルギー10枚、サポート10枚、グッズ25枚、ポケモン15枚の構築だった場合、最初の手札がエネルギーとサポートで埋まってしまう確率は、約0.065%です。
先ほどの場合とほとんど変わりません。
結論、何が言いたいかというと
「グッズの効果に連動性を持たせる」ということです。
連動するのはサポートでもグッズでもポケモンでも構いません。
ただ、次から次へと盤面展開していくにはこれが最も重要になります。
サポートを選ぼう
サポートは自分の番に1回しか使用することができません。
ですが、その分強力な効果をもったカードが多いです。
サポート選びの基準は「山札から有用なカードを持ってくることができるかどうか」で決めています。
先述しましたが、山札からカードを引けるというのは非常に強力な効果です。
好きなカードを持ってくることができても、その後の展開ができないのであればサポートの恩恵を十分にうけることが出来ていないということですので、個人的にはグッズのほうが重要性は高いと考えています。
エネルギーの枚数を決めよう
エネルギーはポケモンがワザをうつために必ず必要になります。
また、アタッカーが複数いることを考えると少なくとも5枚以上のエネルギーは採用する必要があることになります。
特に、エネルギー加速を主体とするデッキでは採用枚数は10枚以上必要になります。
エネルギー枚数を決める基準は実際にデッキを回してみるのが1番効率的です。
少なくとも確率が収束する10回は回してみて、多いように感じたら枚数を減らせばよいです。
ただし、手札の回りが悪い原因は、エネルギーの採用枚数ではなく、単純に採用しているグッズやサポートの組み合わせが良くない場合が多いので、その点にも注意してデッキを組んでみましょう。
終わりに
今回は、初心者の方向けにデッキ構築をどのようにするかのご紹介でした。
個人的な意見が入っている部分もありますが、これらの点を意識するだけでデッキ構築は格段に幅が広がります。
まずは、どのようなカードが存在するかを知るのが1番だと思います。
最近は「ポケカ投資家」という方々が増えてきて、ポケモンカードを株のようにとらえている方も少なくないように思いますが、やはりカードゲームの1番の目的は「勝つこと」です。
そのために様々なカードを組み合わせる時間が1番楽しいです。
カードは資産、これは間違っていないですが、株のように扱うだけではなくてもっとカードゲーム自体を楽しむ人が増えてくれればいいなと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
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