こんにちは。みんちです。
今回はタイトルにもある通り、「ギャラドスVMAX」に焦点を当てた構築をご紹介します。
なぜギャラドスVMAXに注目したか、カードの効果もご紹介しながら説明します。
ギャラドスVMAX
何と言っても強みは1つ目のワザ「はかいこうせん」です。
120点という大抵のVポケモンを2回で倒せる火力に加えて、相手のエネルギーをトラッシュすることのできる効果を持ち合わせているので、相手の展開速度を遅らせることができます。
ただ、今回はタイトルの【破壊の権化】にふさわしくなるよう、このワザ効果に加えてさらにサポートとグッズで相手の場のエネルギーを破壊していきます。
なぜこのタイミングでギャラドス?
今回ギャラドスVMAXに注目した理由は2つあります。
まず1つ目は水タイプに「カイ」という強力なサポートが採用可能になったことです。
水タイプといえば「うらこうさく」を使ったデッキが有名です。
なぜあそこまで採用率が高いかというと、単純に事故(まったくデッキがまわせないこと)が起こりにくいからです。
ですが、2進化ラインであるがゆえに採用枠の多くを割く必要がありました。
それだけの恩恵を受けることができるのも事実ですが…
しかし、「カイ」の登場によって、クイックボールから
ネオラント→カイ→グッズ
という流れを実現することができるようになりました。
これはかなり革新的な事であり、ネオラントVの強さをより一層引き出してくれるものだと思いました。
実際に展開の仕方をご紹介するところで改めてお話します。
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デッキ構築
それでは今回のデッキ構築について説明します。
構築は以下の画像の通りです。
汎用カードを除いたカードの採用理由と、各採用カードとのコンボについて解説します。
まずはエネルギー加速要員のモスノウです。
特性「ひょうせつのまい」はベンチポケモンのみが対象となるので注意しなければなりません。
また、進化元のユキハミは2種類採用しました。
手元にエネルギーがない場合、たねポケモンがいない場合で後攻1ターン目の選択肢を作ることができます。
どちらも1エネ要求で序盤の展開を補助してくれるため2種採用が無難です。

②について
現環境はアルセウスVを軸にしたデッキが多いです。
アルセウスは後攻2ターン目で場のポケモンにエネルギーを5,6個平気でつけることのできるカードです。
スターミーを出しておくことで相手への牽制にもつながりますし、何よりサブアタッカーとしての仕事もできます。
要求エネルギーも2エネと決して重たいわけではないので、相手の展開次第ではギャラドスよりも活躍するかもしれません。
破壊…とはいったものの、クラッシュハンマーとギャラドスだけでは生ぬるいです。
このデッキではスターミーVやネオラントV、ユキハミやモスノウも相手の攻撃対象になる可能性が高いです。というか、むしろそちらの方が機能停止するので困ります。
彼らにも相手ポケモンからのワザのダメージを受けてもらう覚悟をしてもらわなければなりません。
しかし、ただでやられてなるものか。
バックにはギャラドスVMAXがついています。
一矢報いてもらうための「いかついメット」です。実際相手の展開を遅らせることができるのでかなり有用です。
こちらもエネルギーをつぶす手段の1つです。
れんげき、いちげき、フュージョンデッキに対するメタカードです。
また、悪デッキに採用される「ハイド悪エネルギー」や、格闘デッキに採用される「ストーン闘エネルギー」等、特殊エネルギーは多くのデッキで採用されているのでそういったデッキにも対応できるよう採用しました。
今回の最重要カードの1枚です。
水ポケモンとグッズを持ってくることができます。
先ほどから何度も話している通り、
クイック/ハイパーボール→ネオラント→カイ
とつなげることで展開力が大きく上がります。
正直カイが登場したことでうらこうさくを採用する必要性は下がったのではないかとまで感じています。
それほど強力なカードです。
実際の展開を画像と一緒に見ていきましょう。
展開の仕方
この構築は必ず後攻を選択します。
先攻を想定した場合と後攻を想定した場合で実践してみましょう。
今回ももちろん
【一人まわし君】を使用します。よろしくお願いします。
1.初手確認
今回はレベルボールがあるので、ユキハミが倒されても問題ないと判断しユキハミバトル場、ギャラドスベンチスタートです。
2.セット
3.山札を1枚引く
博士の研究を引きました。先攻1ターン目なので使用できませんが、できるだけ無駄なトラッシュが起きないように準備しておきます。
4.レベルボールを使用
レベルボールでユキハミをベンチに出します。
これでバトル場のモスノウが倒されても大丈夫です。
ここで1ターン目を終了します。
5.先攻2ターン目ドロー
基本水エネルギーを引きました。
出来ればユキハミを逃がしたいですが、おそらく難しいのでバトル場のユキハミを切り、ベンチを育てる展開に持っていきます。
6.ひょうせつのまいでギャラドスVにエネルギー加速
ベンチのユキハミをモスノウに進化させ、特性のひょうせつのまいで手札の水エネルギーをギャラドスVにつけます。
7.クラッシュハンマー使用
今回は表が出ました。こういう時に表が出ると少しゆとりができます。
8.博士の研究を使用
博士の研究を使用して7枚ドローします。
うち1枚が水エネルギーだったのでバトル場のユキハミに手貼りします。
9.次ターン攻撃に向けた最終準備
たっぷりバケツを使用して手札に水エネルギーを2枚持ってきます。
特性のひょうせつのまいでギャラドスVに2枚エネルギーを付け、さらにギャラドスVMAXに進化させておきます。
10.ユキハミのワザ「なかまをよぶ」でスターミーVをベンチに
次ターンもモスノウの特性を活用するため、ユキハミが倒されても逃げるためのエネルギー負担がないようにスターミーVを呼んでおきます。
ここまでで先攻2ターンが終了しました。あとはひたすらエネルギーをつけて殴っていくだけです。
1.初手確認
2.バトル場にポケモンをセット
3.山札をドロー
今回は水エネルギーが引けました。今後手札に呼べるカードを考えてつけるポケモンを決めます。
4.ハイパーボールを使用。ギャラドスVを呼びベンチに出す。
最低限のラインとして、1ターン目には必ずギャラドスV、ユキハミを出しておきます。
今手札にハイパーボールが2枚あり、博士の研究を使うことを考えると残りのサポートやグッズはリソースとして使えます。つまり、ユキハミを呼ぶことができるのでまずはギャラドスを呼びます。
5.再度ハイパーボールを使用。ユキハミ(アイスコール)を呼びベンチに出す。
5の段階で説明した通りです。博士の研究だけ残りました。
6.博士の研究を使用。手札を7枚ドロー
7枚ドローによってたっぷりバケツやクイックボールが引けましたが、これ以上できることはないのでエネルギーを貼って番を返します。
※これ以上できることがないのにクイックボールやたっぷりバケツを使ってしまうと、マリィを打たれたときに裏目になってしまうので極力控えましょう!
7.ギャラドスに水エネルギーを手貼りして番終了
8.クイックボールを使用。ルリナをトラッシュ(先攻2ターン目)
ドローによってたっぷりバケツを引きました。
まずはクイックボールを使用してネオラントVを呼びます。
9.ネオラントVを呼びベンチに出す。特性のルミナスサインを使用。
10.特性でカイを手札に持ってくる。
ここでカイを持ってきます。
カイを持ってくることでモスノウを呼べるのと、手札にギャラドスVがいることから2体目のギャラドスVMAXにするためにしんかのおこうを手札に持ってきたいからです。
11.カイを使用。モスノウとしんかのおこうを手札に持ってくる。
12.モスノウに進化。さらにバトル場のネオラントVに水エネルギーを手貼り。
ネオラントを逃がすためです。
13.たっぷりバケツを2枚使用。モスノウの特性により水エネルギーを一気に加速。
ここまでで後攻2ターン目です。
しっかり攻撃に転じることができます。240点を狙いに行ってもいいですし、エネルギーをはがしに行ってもいいと思います。
終わりに
いかがでしょうか。
あまり注目されていないカードですが、いざ使ってみるとかなり強力です。
最近のVSTAR環境を考えても、こだわりベルトを採用すれば一撃で倒せるポケモンが多いのも優秀ですし、使い手が増えてもいいように感じます。
気になった方はぜひ使ってみてください!
【デッキコード】xcx448-tvWGrW-8cx8x8
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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