こんにちは。みんちです。
新弾発売から1週間以上がたちました。
カードを眺めていていふと思ったんです。

あれ?サバイバルセットとカトレアって追加効果で山札をめくるやつと相性よくね??
気付いてしまったんです。まあ僕より先に気づいている人も多かったとは思いますが(笑)
闘タイプはれんげき、いちげきマスターが出てから少なからずその恩恵を受けてきました。
一番の恩恵は闘タイプデッキが流行ったことで超タイプが対抗としてはやり始めたことです。
セキタンザンは闘タイプですが、弱点が草。ということは環境トップのポケモンに一方的にボコられることなく戦えるんじゃないか?と考えたわけです。
ただ、ポケモンカード公式チャンネルが4月29日の動画で出した【CL愛知・デッキデータ考察】では使用率こそものすごく高かったわけではありませんが、勝率ではなんとジュナイパーが1位となっており、いかに現環境がVMAX環境であるかが明確になりました。
~動画はこちら↓↓~
ジュナイパーデッキは対策を組んでいないと本当に詰みの状態を作られてしまうので、その点はしっかり対応していかなければなりません。
また、この動画では全体の約4.4%がモクナシだったという結果も表示しています。
セキタンザンデッキの天敵はこのモクナシを採用した型です。
ここに対抗できるような構築にしていきます。
構築は以下の通りです。
どう戦っていくか
まず採用するメインのセキタンザンです。
先攻2ターン目にふんかだんを2エネの状態で打つ、これが絶対条件です。
後攻1ターン目にオルジェネ打つのと同じくらい重要です。
それにもう1つ追加で条件があります。
それは、「ふんかだんで必ずエネルギーをつける」ということです。
ここまで持ってこれればかなり有利に戦いを進めることができます。
そのために今回目を付けたのが「カトレア」「サバイバルセット」「ヤレユータン」です。
ヤレユータン自体はセキタンザンデッキが有名になったときから相棒として採用されてきましたが、手札にエネルギーがあるということが絶対条件でした。
しかし、サバイバルセットとカトレアの登場により、ふんかだんでエネルギーを確実につけていくことが可能となりました。
ふんかだんで追加効果を使用できない条件は
①手札に1枚もエネルギーがない状態
②手札にエネルギーが1枚しかない状態
の2パターンです。
これらを解消するために採用するのが次のカードです。
エネルギー転送
枚数的にはそこまで多く採用できませんが、これがあればエネルギーがなくてどうしようもないというパターンを可能な限り減らしていくことができます。
これに変わる代替案が「トキワの森」です。
手札を1枚トラッシュするというデメリットはありますが、確実に呼び出すことができますし、スタジアムであればグズマ&ハラで呼び出すことも可能です。
グズマ&ハラを使用すれば、ガラルネギガナイトやガラルサンダーを逃がすためのふうせんを持ってこれる他、ストーン闘エネルギーも手札に加えることができるので今回の構築とはかなり相性がいいです。
そもそもエネルギーの採用枚数が多いためそこまで入念にする必要はありませんが、この動きができるかできないかでセキタンザンのデッキはデッキ自体の強さがかなり変わってくるのでここは最重要項目として構築を考えていかなければなりません。
ジュナイパー対策
次に考えなければならないのがジュナイパー対策です。
ジュナイパーはGX,Vポケモンからダメージを受けません。
そのため対策をしていなければほぼ詰みの状態を作られてしまいます。
現状の採用カードだと、ヤレユータンが非エクポケモンとなってしまいますが、ヤレユータンのワザは3エネで70ダメージと、あり得ないくらい火力が低いです。
そこで今回採用するのが「バッフロン」です。
収録当初から注目はされていましたが、完全なるジュナイパーメタカードです。
3エネなのが痛いですが、ツインエネルギーを採用することで、グズマ&ハラとの相性補完もとれますし、相手のデッキタイプをみてからでも十分間に合うので貴重な枠を割いて採用します。
たねポケモンである点も優秀ですが、何よりジュナイパーを1撃で倒せること、またジュナイパーの返しのわざを1回は耐えることができる点を考えれば今回の構築では採用しない理由がありませんでした。
回し方
このデッキの回し方ですが、基本的には1ターン目にセキタンザンVをベンチに、2ターン目以降進化したセキタンザンVMAXでふんかだん連打といった流れになります。
その流れのなかで、できれば1ターン目にヤレユータンはベンチに出しておくのがベターです。
今回の構築では後攻1ターン目にワザをうつことはないのですが、、基本的には後攻をとって進めていきます。
その理由は後程説明します。
この構築で十数回回してみましたが、圧倒的に問題だったのが1ターン目にセキタンザンVを呼べなかった場合です。
なんだかんだ言ってエネルギーは枚数自体採用数が多いので手札に回ってくることがほとんどでした。
しかし、セキタンザンV自体は採用枚数が3枚であるため。単純計算で60枚のうちの3枚、20分の1というかなり低い確率を引かなければならないのです。
クイックボールやスーパーボールを多めに採用しておき、そこにさらに+αで「かいじゅうマニア」を採用します。
セキタンザンは、逃げるエネルギーがV,VMAXともに4であるため、しんかのおこうやポケモン通信を採用しておくよりはるかにコスパがいいです。
そのため1ターン目でもサポートを使用できる後攻をとっておくことで、より確実にセキタンザンをベンチに出すことができます。
もう1つの問題点
この構築には実はもう1つ欠点があります。
それは「ドローソースが少なすぎる」という点です。
現在環境に跋扈しているデッキの多くはドローソースとなりうる優秀な特性を持ったポケモンを多く採用できるもの、それこそこくばバドレックスVMAXや、ザシアンV、ムゲンダイナデッキのクロバットVなどがその代表例です。
ですが、この構築にドローソースと呼べるものは「デデンネGX」「はかせの研究」くらいしかおらず、これにより動きが止まってしまうことが多いです。
サポートやグッズに頼らなければならないからこそ、カトレアやサバイバルセットのように他のカードと連動性を持ったものを採用していかなければなりません。
そこで今回、サポートにピオニー、ポケモンにコロトックVを採用し、常に手札に回りが効くようにしておきます。
ピオニーは山札からトレーナーズを持ってくることのできる優秀なカードです。
クイックボールやかいじゅうマニア、サバイバルセットなど、そのターンで必要な動きを確実にとることができます。
手札をすべてトラッシュするというデメリットが必要ですが、ここをコロトックで補います。
エキサイトステージで手札を3枚確実に補充することができるので、山札圧縮にもつながりますし、ローズやピオニーなどの手札全トラッシュサポートとは非常に相性がいいです。
実際回してみると、コロトックが活躍する場面が多かったですし、コロトックがいない場合といる場合ではデッキの回り具合に圧倒的な差が出たので、採用しておいて間違いないポケモンです。
これにより欠点を克服することができたので、あとは後続のセキタンザンをベンチで育てながらくろおびや格闘道場で火力を底上げしていきます。
また、セキタンザンがやられそうなときはガラルネギガナイトに一度アタッカーを切り替えるなど、柔軟な動きができるのも強みです。
終わりに
今回は新弾により強化されたセキタンザンのデッキについてご紹介しました。
伝説の鼓動発売時には注目され大会でも猛威を振るっていたセキタンザンですが、今では見る影もなくなってきました。
ただ、まだまだやれるポテンシャルがあるのも事実です。
環境に対応しながら戦っていける柔軟性を持ったポケモンであること、また闘タイプ自体強力なタイプであることに違いはないので、この記事をきっかけにぜひ使用してみていただけると打て志位です。
今回も最後まで読んできただきありがとうございました。
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