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【ポケモンカード・デッキ構築】うらこうさくに頼らない!にょろにょろデッキ

ポケカデッキ構築

こんにちは。みんちです。

今回は先日発売の【タイムゲイザー】に収録された「ニョロトノ」をメインアタッカーとしたその名も【にょろにょろデッキ】のご紹介です。

 

ワザの効果は非常に面白いです。

現環境で2進化ポケモンをメインアタッカーとする構築は、大抵うらこうさくラインが絡んできますので、今回はそれらに頼らない形にしてみました。

カード自体も単体で高価なものは少ないので組みやすいデッキになっていると思います。

 

それではさっそく見ていきます。

構築と強み

構築について

まずは構築からです。

 

今回の構築は先述の通り、うらこうさくラインを採用しない形にしました。

さすがに2進化ラインを2軸組み込むと採用枠がなくなるのと、そもそもニョロトノデッキはワザの性質上、自分の場の6体のうち4体はニョロである必要があります。

「しんかのおこう」や「カイ」で十分に補うことができるため、その点は心配いらなかったです。

 

 

構築の強み

この構築の強みは何と言ってもワンパン性能にあります。

ニョロトノのワザ「とのさまおんど」にこだわりベルトが付けば、環境TOPデッキであるミュウVMAXのHP310ラインを突破できます。(オドリドリはおいといて)

こだわりベルト

 

さらに、最近最も勢いのあるオリジンパルキアVSTARをはじめ、VSTAR系統のデッキにはこだわりベルトなしで280ダメージを出せるため一撃で仕留めることができます。

 

無色エネルギー2つで打てる技なので、「ツインボエネルギー」を採用しました。

ツインエネルギー

 

また、ニョロボンが闘タイプであることも強みです。

ミュウVMAXに続き環境TOPデッキのアルセウスVSTARは、弱点が闘タイプであるため、2つ目のワザ「スプラッシュループ」で160×2=320ダメージを与えることができ、こちらも一撃で倒すことができます。(おおきなおまもりをつけられていても突破できます)

 

アルセウス単騎のデッキに採用されていることの多い「ミルタンク」など、Vポケモンケアのポケモンに対しても、こちらはVポケモンを一切採用していないので難なく突破することができます。

 

使用していて感じた強みとしては、ニョロトノがメインで攻撃をしていくデッキかと思いきや、ワザ「とのさまおんど」の打点を上げていくための準備は、そのまま後続アタッカーの準備につながっており、ニョロトノとニョロボンで戦っていく2トップ型のデッキであるという点です。

 

 

ここまで聞いて

実際そろえば強いけどそろえるまでに相手に倒されて終わりじゃないの?

と思った方も多いと思います。

実際僕も作って回してみるまではロマン型のデッキなんだと思っていました。

ですが、実際回してみると遅くとも3ターン目までには必ずニョロボンはニョロトノを場に出すことができました。

 

ここからはそれを実現可能とするための採用カードについて紹介していきます。

 

採用カード・採用候補枠

ミュウ(ふしぎなしっぽ)

ミュウ

このデッキに必須のカードです。

構築画像をみると一目瞭然ですが、このデッキはグッズにかなり枠を割いています。

全60枚のうち25枚がグッズなので、特性で山札から6枚見ることができれば、ほぼ確実にグッズを1枚引くことができます。

ボールであればニョロモの展開、それ以外は山札圧縮やエネルギー加速、入れ替え手段のグッズを採用したので、状況に応じた動きがしやすくなります。

 

マナフィ

マナフィ

正直採用するかかなり迷いましたが、ここ最近のジムバトル優勝デッキには「れんげきウーラオスVMAX」がちょくちょく名を連ねています。

一定数の採用があることを考えると、ベンチバリアがあるに越したことはありませんし、何よりベンチのにょろにょろズが倒されると一気に破綻しかねない構築なので、ここは妥協せず採用します。

 

トレッキングシューズ

トレッキングシューズ

こちらは山札圧縮用に採用しています。

今回は序盤の展開に力をいれたため、中盤から後半にかけて腐ってしまうカードがそこそこあります。

レベルボールの4枚採用や、バトルVIPパスなど、後半に来てもあまりうれしくないカード達をトレッキングシューズで引ければ、トラッシュして山札を圧縮していけますし、状況に応じて再度選択肢をとることのできる効果は個人的に強力だと思っています。

 

ガッツのつるはし

ガッツのつるはし

こちらはエネルギー加速を理由に採用していますが、ニョロボンやニョロトノのワザは水エネルギー要求なので、一見意味のないように思います。

しかし、先日「スペースジャグラー」に収録された「シンオウ神殿」の採用率が高いこともあり、「ダブルターボエネルギー」や「ツインエネルギー」が無効化される可能性があります。

また、「ジュラルドンVMAX」は特性の「まてんろう」により特殊エネルギーがついたポケモンからワザのダメージを受けません。

「頂への雪道」を採用していますが、万が一場に出せなかったときのケアも考えて基本エネルギーでの加速ができるようにしておきます。

 

エネルギー加速としての役割以外にも、単純に山札から1枚引けるという効果は強力ですので、今回は2枚採用としました。

 

バトルVIPパス

バトルVIPパス

バトルVIPパスは序盤にたねポケモンを大量展開するデッキにおいてはほぼ必須級のカードです。

実際うらこうさくデッキやミュウVMAXのデッキにはほとんどの場合採用されますし、使用出来たときのアドバンテージは非常に大きいです。

 

条件として、自分の最初の番にしか使用できないので、それ以降のターンでは腐ってしまいます。

ここは、トレッキングシューズやクイックボールなどのリソースとしてとっておくことでその存在価値が損なわれることを防ぎます。

 

カイ

カイ

カイはうらこうさくラインを採用しなくてもデッキが安定して回るようになる重要なカードです。

サポートゆえに使用するタイミングは考えなければならないのと、採用しすぎても手札が詰まって後手に回ってしまうので、今回は2枚採用としました。

 

サポートを呼ぶ手段として「ネオラントV」の採用も検討しましたが、事故につながりやすい事や、「頂への雪道」との相性が悪いので今回は見送りました。

 

代わりに事故が起きにくくなるよう「ペラップ」を採用しています。

ペラップ

ペラップであれば、サポートを手札に持ってこれる確率は50%になりますが、回収ネットで再利用できたり、初手のバトル場に来ても逃げやすい、サイドが1枚しかとられないと、利点が多いためこちらを採用します。

 

 

頂への雪道

頂への雪道

先日の愛知CLマスターリーグ決勝で優勝したアルセウスVSTARのデッキに採用されており、相手の方のミュウが一方的に展開を止められていたシーンが記憶に新しい方も多いかもしれません。

あの試合はこのカードで勝負あったといっても過言ではないほどに相手の動きを止めていました。

実際の試合動画はこちら

【ポケカ大型大会】CL2022 愛知 決勝戦!ミュウVMAX VS アルセウスVSTAR・インテレオン【ポケモンカード/チャンピオンズリーグ決勝】

 

基本的にVポケモンを採用しないデッキでは4枚積み安定だと思っています。

複数のスタジアムを併用するのももちろん強力ですが、2進化ラインというただえさえ安定しにくい構築なので、来てほしいときに手元になければ意味を成しません。

 

本当は4枚採用したかったですが、採用枠の関係から3枚で収束しました。

 

 

 


ここからは採用候補枠です。

正直まだ詰め切れていないので、この採用枠からとって変えたほうが良いカードもあると思います。

 

エネルギー転送

エネルギー転送

今回この構築を回してみて意外としんどかったのが「エネルギーが手元に来ない」という点です。

エネルギーが来なければいくら場にポケモンがそろっていても意味がないですし、安定性に欠けます。

他にどのカードを削るべきか考えたときに、一番削るべきは「ガッツのつるはし」かなと思ったんですが…正直これからさらにいろんなデッキタイプと対戦を重ねなければわからないところです。

 

ふつうのつりざお

ふつうのつりざお

今回はニョロモとニョロゾ用にレスキューキャリーを採用していますが、ニョロトノやニョロボンがサイド落ち、又は他のカードの効果でトラッシュせざるを得ない状況になった際に、取り返しのつかないことになります。

また、エネルギーも回収できるので、エネルギー転送と組み合わせればエネルギー不足に悩まされることも少なくなると思います。

 

こちらは山札に戻す効果なので、手元に持ってきたい場合は「ルリナ」の採用でもいいでしょう。

 

ヒスイのヘビーボール

ヒスイのヘビーボール

今回のデッキはニョロモ4枚が手元にくることは必須です。

仮に1枚でもサイドに落ちてしまえば、ワザ「とのさまおんど」の打点は60も下がってしまいます。

こうなるとVSTARポケモンを一撃で倒すことはかなり厳しいです。

 

毎試合サイド落ち、ということは確率的に低いかもしれませんが、何戦も戦うような大会であればサイドにニョロモが行ってしまう試合も出てくると思います。

 

そうなった場合の保険として採用候補枠に入れさせていただきました。

 

キャプチャーエネルギー

キャプチャーエネルギー

こちらも2進化ラインを軸とするデッキに多く採用されるカードです。

序盤にニョロモを場にたくさん出せておくことができるので、ボール系のグッズがないときに大きな役割を担ってくれます。

 

今回はレベルボールの採用枚数が多い点、早い段階で攻撃に転じるためにツインエネルギーを採用した関係で入れていませんが、先述した通り様々なデッキタイプとの対戦を重ねていくことで詰めていきたいところです。

 

トレーニングコート

トレーニングコート

エネルギー転送やふつうのつりざおを使用しなくても手元にエネルギーを持ってくることができるので、採用しようか迷いました。

「頂への雪道」で相手の展開を止めながら…という形が最も安定したので採用しませんでしたが、このカードも採用することで展開力が上がるかもしれません。

 

 

展開について

展開方法はいたってシンプルで、まず1ターン目に可能な限りニョロモを場に出しておきます。

ふうせんや回収ネットが手元にある場合にはミュウを優先してバトル場に出し、グッズを手元に集めてもいいかもしれません。

 

カイのおかげで「ふしぎなあめ」と2進化ポケモンを一気に手元に呼べるので、2ターン目にニョロトノを場にだてるのは難しくないです。

問題はエネルギーです。

エネルギーを1ターン目につけられなかった場合、どうあがいてもツインエネルギーに頼るしかなくなってしまうので、ここの解決方法を見つけなければなりません。

 

方法としては「キバナ」や「マリィのプライド」「学習装置」などが挙げられますが、あまりサポートの枚数を増やしてしまうと「ふしぎなしっぽ」のバリューが下がってしまうので、現状は試行錯誤している段階です。(申し訳ありません)

キバナ

マリィのプライド

 

このデッキで注意しなければならない点は2つです。

1つは「場に出せるニョロ以外のポケモンは2体まで」という点です。

ニョロトノ、ニョロボン、ニョロゾ、ニョロモの計4体を場に出す必要があるので、あまり多くのポケモンを場に出して打点を下げないようにしましょう。

2つ目は「進化させ過ぎない事」です。

1つ目の注意点と少し重なりますが、4種類のポケモンがそろったときに最大打点を出すことができるので、勢い余ってニョロモを進化させ過ぎないよう、あらかじめどのニョロモを進化させるのか決めたうえで「学習装置」や「こだわりベルト」のつけていきましょう。

 

 

終わりに

いかがでしたでしょうか。まだまだデッキとしては未完成で、詰められるところの多いデッキです。

ただ、今回の記事を読んでくれた方が「ニョロトノデッキ面白そう!」と感じていただけたならうれしいです。

すくなくともこの記事を読んでいるということは少し興味があってのことだと思いますので(勝手な妄想ですが)、ぜひ一人回しツールでお試しいただけたらと思います。

 

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

【デッキコード】

VkvVdV-1JX4jU-vkF5kk

 

 

 

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