こんにちは。みんちです。
今回は超タイプデッキ構築として、「どく」をテーマにしたデッキ構築を考えましたのでご紹介したいと思います。
デッキ構築が参考になった方はぜひいいねを押してもらえると喜びます(笑)
デッキコンセプト
今回使用するポケモンはみな「どく」に関する効果を持っています。
直接ダメージを与えるのではなく、ターンが過ぎるごとに徐々に相手のHPを削っていくことができます。
ただ、メインで使用するポケモンが非GX、VMAXポケモンであるため、早い段階で盤面を作ることが出来なければ勝率は限りなく0に近づきます。
本当なら特性「ゆらゆらしばり」をもつユレイドルを採用したかったのですが、Bレギュレーションが落ちてしまったため、「なぞの化石」を採用できず、結果的にユレイドルも採用できませんでした(泣)
ただ、イオルブの「エボルコントロール」で場に出すことはできるので、その構成についてはまた考えてみようと思います。
(正直進化ポケモンを軸にしたデッキは枠が限られるので採用しにくいのです・・・)
ということで、このデッキを一言で表すなら
「どくのダメージだけで楽して勝利」
です。
使用難易度は比較的高いですが、ぜひ参考にしてください。
ポケモン
今回採用するポケモンは以下の通りです。
①ドラミドロ・クズモー
今回のメインアタッカーとなります。
まあ、アタッカーというより、ワザ「どくばいよう」を連打するだけです(笑)
相手が毒になっていないとまったく意味のない技ですので、相手を毒にするための補助ポケモンが必要になります。
「どく」という状態異常は、お互いのプレイヤーのポケモンチェックのたびにカウントされるので、お互いの番が終わったときには、最低でも200ダメージを与えることができます。
また、この「どくばいよう」は「相手に効果をかけるワザ」なので、仮にドラミドロが倒されてしまっても、相手のポケモンが進化、退化、ベンチにさがることがないかぎり効果は持続します。
そのため相手のベンチに2体目のアタッカーが準備されていなければ、相手がワザをうってきてドラミドロがたおされてしまったとしても、そのポケモンは場に残るわけですから一方的にダメージを与えることができるのです。
②ダストダス・ヤブクロン
ドラミドロをサポートする補助ポケモンです。
特性の「どくだまり」で相手のポケモンを確実にどく状態にします。
つまり、このデッキはダストダスがいなければ成立しません(笑)
本来はメインアタッカーから場に出していきますが、このデッキはダストダスを優先して場に出していかなければなりませんので、この行動をいかに早くできるかが勝負です。
③ドクロッグ・グレッグル
ダストダスに続き、補助的な役割を担うポケモンです。
ドラミドロ、ダストダス、グレッグルがそろうことで毒ダメージだけでポケモンチェックのたびに120ダメージを出すことだできるので、VMAXポケモンでも2ターンあれば倒すことができます。
ただ、相手をどくにして「どくばいよう」を打つことが最優先ですので、場に出す優先順位はそこまで高くありません。
④デデンネGX
特性「デデチェンジ」によるドローソースとしての役割です。
また、今回は「オーロラエネルギー」を4枚採用していますので、「ビリリターンGX」で相手の行動を遅延させることもできます。
サポート
サポートは1ターンに1回しか使用できないので、今回は必要最低限のカードしか採用していません。
採用カードは以下の通りです、
①ボスの指令
今回のデッキコンセプトは「状態異常」なので、相手のポケモンにエネルギーがついていれば、あるいは「ポケモンいれかえ」でベンチに逃げられる可能性大です。(この対策としてユレイドルを採用したかったのですが・・・)
ですので中途半端なダメージを与えたまま一方的にボコボコにされる可能性も十分あり得ます。
そこで「ボスの指令」を使用することで、ベンチに逃げた相手のポケモンに追加で毒のダメージを与えることができます。
また、毎回のデッキ構築でも言っていますが、「相手の行動テンポを遅らせることができる」という点も評価できます。
採用ポケモンが進化ポケモンメインであることを考えると、このほかにも「リーリエのピッピ人形」などを採用するのは枠に余りがあれば大いにありだと思います。
②マリィ
相手の手札に干渉するためのサポートです。
今回の構築はドローソースとしての役割を持つカードが手札をトラッシュしなければならない効果を持っているので、山札切れ防止、また手札循環という意味では有効な手段になりますし、何より相手の手札に干渉できるという点が強力です。
余談ですが、マリィは最近高騰がすごいですね・・・
シャイニースターで唯一持っていなかったので、メルカリで買ってしまいました。
買ったときには25000円だったのが、購入してから数日後には4万円まで高騰しました。さすがにあれにはびっくりしましたね。
人気のカードは高騰しますが、レアリティが低くてもポケモンカードを極めることはできるので、あまり気にしないようにしましょう!
④キョウの罠
こちらはダストダスが場に用意できず、ドラミドロが準備できてしまった場合に補助として採用します。
⑤グズマ&ハラ
採用エネルギーに特殊エネルギーが多い事や、安定してエネルギーを手札に加える手段として採用している「トキワの森」を山札から引っ張ってくることを目的とします。
また、ポケモンのどうぐを持ってくることもできるので、「風船」を持ってくることで望まないポケモンをバトル場からベンチに下げることもできます。
グッズ
グッズは今回多めに採用しました。
以前の記事「デッキを作成してみよう」でもご紹介しましたが、グッズは必ず1手がその先の行動につながるようなものを採用しなければ事故が起こってしまい、数ターン思うような行動がとれないということが起きてしまいます。
そのため、「このカードが手札にあるときはこう動こう」という想定のもと採用カードを決めていくことになります。
①クイックボール
クイックボールは今回のデッキでは使いどころが少し難しくなります。
例えば、一番最初に引いた手札があまり望ましくなかった場合は、デデンネGXを呼び出さなければならない場合もありますし、かといってメインアタッカーであるドラミドロやクズモーが手元にない場合はそちらから準備しなければなりません。
呼び出すポケモンによって勝負が決まるといって過言ではないくらい重要なカードです。
②レベルボール
こちらも採用必須となります。
先ほど紹介した「クイックボール」は、たねポケモンを呼び出すときに使用しますが、デデンネを呼び出すために使用する可能性も考慮すると、進化ラインの進化元を呼び出せるグッズがあればあるほど早い段階で盤面を整えることができます。
基本的には
①ヤブクロン→②クズモー→③グレッグル
の順に出してくことになります。
③しんかのおこう
進化ポケモン採用デッキには必ずと言っていいほど採用されるカードです。
手札にポケモンがいなくても、進化ポケモンを呼び出すことができるうえに、デメリットを持ち合わせないカードなので、手札に場にたねポケモンがいる場合は、そのポケモンから進化するポケモンを呼び出すことでスムーズに進化ラインをそろえることができます。
④ポケモン通信
これまで紹介したグッズは、必ずしも使用した場面で手札にあるとは限りません。
進化ポケモンはそろっているのに手札にしんかのおこうしかない場面や、たねポケモンは場にいるのに進化ポケモンが手札になく、手札にはクイックボールのみという状況。
これまで進化デッキを使用したことのある方なら一度は直面した悲劇だと思います。
それをすべて解決してくれるのが、このカードです。
何といってもレベルボールとの相性が良いです。
レベルボール採用前まで、基本的にボール系のグッズはクイックボールかスーパーボールでしたが、スーパーボールは不確定要素があり、なかなか使い勝手の難しいグッズでした。
レベルボールで確実にたねポケモンを呼び出した後に、ポケモン通信を使用することでデメリットなしで今手元に欲しいポケモンを呼び出すことができます。
⑤ふつうのつりざお
今回はトラッシュに送る効果を持つカードを多めに採用しているので、場合によっては今後必要になるポケモンやエネルギーをトラッシュに送らなければならない場面も出てくるかもしれません。
そこで、万が一のための採用です。
「マリィ」で山札に戻して使用するタイミングを図ることもできるので、あるといざという時に一役買ってくれます。
⑥ふうせん
最初の段階でバトル場に望ましくないポケモンを出してしまった場合、今回はポケモンいれかえを採用していないのでベンチに戻すにはエネルギーが必要になります。
ただ、使用できるエネルギーも限られているので、できるだけエネルギーを使って逃げるということはしたくありません。
そこで「グズマ&ハラ」でふうせんを手札に加えて、バトル場のポケモンにつけることが出来れば無駄なエネルギー消費がなくて済みます。
エネルギー
最後にエネルギーです。
今回は必要とするエネルギーがそこまで多くないので、採用枚数は少ないです。
その分、エネルギーを確実に持ってくることができるような動きをとならければなりません。
また、特殊エネルギーが多いので、エネ加速をするのは難しいという点も考慮しなければなりません。(そもそもそこまでエネルギー加速は必要としないですが)
①基本超エネルギー
②ホラー超エネルギー
ホラー超エネルギーはワザを打ってきたポケモンにダメカンをのせることができるので、「どくで相手のポケモンを倒す」という今回の構築のコンセプトと合致します。
これによりワザを打ってきた相手のポケモンをどくのダメージとホラー超エネルギーの効果込みで倒しきれる場合のあります。
③オーロラエネルギー
デデンネGXのビリリターンGXを打つためや、これによりグズマ&ハラで安定してエネルギーを呼び出すことができるため採用します。
ただ、トレーニングコートやトキワの森の効果では引っ張ってくることが出来ないので注意が必要です。
スタジアム
スタジアムは1種類のみ採用します。
①トキワの森
今回は採用エネルギーが多くないことからエネルギー不足を起こさないように採用します。
終わりに
今回は「どく」をテーマにしたでき構築をご紹介しました。
実は以前から注目してはいたのですが、たねポケモンを呼び出すのにウツギ博士のレクチャーは使えないし、ユレイドルも採用が難しいしでなかなか構築が決まっていませんでした。
イオルブの「エボルコントロール」をなんとか活用したデッキも考えてみようと思います。
その場合、採用するたねポケモンの数が一気に減ると思うのでかなり構築が変わってくるとでしょうね・・・
特に今回のデッキは、ある程度それぞれのカードからのどのような展開をしていくかがはっきりしていますが、逆に場面によって何を選択していくべきかが非常に重要でありその点では難易度の高いデッキともいえます。
今回のデッキ構築はこちらです。
興味のある方はぜひ参考にカスタマイズしながら使用してみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント