こんにちは。みんちです。
今回は「白銀のランス」収録の「はくばバドレックスVMAX」を使用したデッキ構築をご紹介していきます。
そもそも水タイプのVMAXってパッと浮かぶのがラプラスとインテレオンくらいですよね…(ガラルヒヒダルマとカメックスもいますが)
VMAX環境において水タイプが台頭することはなかなかありませんでした泣
CLではインテレオンデッキが準優勝したことで一躍脚光を浴びました(その前から強力であるといわれてはいましたが)
また、環境ではこれまでマルヤクデVMAXやレッドパーフェクションが台頭しているので、これから水デッキの需要は少しずつ高まっていくと思います。
それではポケモンから紹介していきます。
ポケモン
はくばバドレックスVMAX・V
今回のメインアタッカーです。
ワザはシンプルですが、強力です。
「ダイランス」で2エネ250ダメージを出すことができます。
正直なところ、ピカチュウVMAXなどは3エネトラッシュからの270点と、はくばバドレックスより高いダメージを出せますが、現VMAX環境ではどちらにしても1回で倒せないことを考えるとこちらのほうがコストパフォーマンスは高いことになります。
ただ、弱点が鋼である点と、エネルギーをトラッシュした後のことを考えていなければ割とすぐに破綻することも考えられるので、その対策はしっかりしていきます。
モスノウ・ユキハミ
今回は必要ないかなとも考えましたが、モスノウほどはくばバドレックスと相性のいいポケモンはいないと考えました。
なぜならはくばバドレックスの「ダイランス」はついているエネルギーをすべてトラッシュするわけではないからです。
ということは、モスノウさえたっていれば、続けて250ダメージを出すことができます。つまり、先述した破綻パターンのうち「後続がいなくて破綻」という可能性が限りなく低くなるわけです。
そのためにも今回は採用必須とします。
インテレオン・ジメレオン・メッソン
こちらは水デッキにはおなじみのうらこうさく進化ラインです。
今回はエネルギーを手元に呼んだり。トラッシュした水エネルギーをいかしたりとサポートやグッズに頼る必要の出てくる場面が多くあります。
特性を持ったポケモンがそこまでいない分、ここでインテレオンにしっかりトレーナーズを持ってきてもらい、事故が起きる可能性をできる限り下げていきます。
ミュウ
ベンチ狙撃阻止のピンポイント採用です。
ただ、ベンチ枠には優先して出していく必要のあるポケモンが他に多くいるため、相手のデッキタイプを見極めるまではベンチに出さないでおくのが得策でしょう。
ケルディオGX
こちらもMMデッキ対策のピンポイント採用です。
特性により相手のGXポケモンからワザを受けることがなくなるので、無人発電所やシャドーボックスミミッキュがいない限りはほぼ詰みの状態を作ることができるでしょう。
また、ソニックエッジ自体も相手のポケモンにかかっている効果を計算しないので、みつりんめいさいジュナイパーに対してもアタッカーとして役割を持つことができます。
デデンネGX
こちらもおなじみのデデチェンジ要員です。
今回のデッキではベンチ枠に採用してくポケモンがある程度決まっています。
メッソン1,はくばバドレックス1がベンチに確定で用意しておきます。
そのため残りの3枠をどのポケモンのために空けておくのかを慎重に考えならがら展開していく必要があります。
何度か自分でデッキを回してみないと加減がわからないので(どのデッキに関してもそうですが)、数回は自分で回してみて感覚をつかんでいきましょう。
サポート
メロン
今回「白銀のランス」にて収録された新カードです。
このカードでトラッシュからエネ加速ができる上にドローソースとしての役割を持つこともできます。
引ける枚数は3枚と少ないですが、はくばバドレックスの必要エネルギーを考えると十分ですし、そもそもそれがメインの役割ではありません。
手貼り+トラッシュからのエネ加速で1ターンでワザを打つために必要なエネルギーを付けることができます。
モスノウを採用してはいますが、倒されてしまったり、他のカードの効果によりトラッシュにエネルギーを送る場合は、トラッシュからエネルギーを再生させる手段として活用ができる点で差別化ができていますし、モスノウがベンチに準備できていない場合でもエネルギー加速に大きく貢献してくれるカードなので採用します。
ルリナ
役割としてはトラッシュした水エネルギーを手札に加え、モスノウの特性「ひょうせつのまい」を生かしつつ、後続のアタッカーを育てていくために使用します。
モスノウがいなければ、メロンとのシナジーも悪く使いづらいように感じますが、「合計4枚まで」とテキストにあるように、トラッシュの水エネルギー全てを手札に戻す必要はありません。
また、そもそも「ダイランス」がエネルギーを2枚トラッシュに対してメロンがつけることのできるエネルギーは1枚ですから、メロンだけではエネルギーが追い付かなくなることも十分に考えられるのです。
そのため採用必須のカードです。
博士の研究
親の顔より見たマグノリアおばあちゃんです。
言わずもがなのドローソースですが、トラッシュ自体今回の構築とは割と相性がいいため、トラッシュしてしまってもそのあとルリナやメロンでいくらでも巻き返しが効きます。
また、インテレオンの「うらこうさく」で使用したいタイミングで持ってくることができるので、そこまで慎重になる場面が少ないのも相性が良い点です。
マリィ
こちらもおなじみ手札循環の役割を担ってくれるカードです。
基本的に使いどころとしては手札事故が起きた場合の保険になるので、ピンポイントで使うというよりは、相手手札が多く自分の手札の内容ではこれ以上行動できない時になります。
ボスの指令
ダメージを与えたポケモンがベンチに逃げたとき、あるいは相手のベンチで補助的な役割を担っており、バトル場に引きずり出したいときに使用します。
グッズ
たっぷりバケツ
今回はサポートの効果を最大限生かすために、できるだけエネルギーは手札orトラッシュにある状態を作っておきたいです。
そのため山札にエネルギーがたまっている状態を解消する一つの手段として採用しておきます。
これだけでかなりデッキがスムーズに回りますし、エネ不足に不安を抱えながら展開していくといったことがなくなります。
クイックボール
こちらは採用必須の採用カードです。
流れとしては
バドレックス→メッソン
の順に呼び出しますが、最初からバトル場にこの2体いずれかがいる場合や、ドローソースが必要な場合にはデデンネやユキハミなど、この2体以外を優先して呼び出していきます。
基本的にはこの2択になっていくので、そこまで使いどころが難しいカードではありません。
レベルボール
こちらはモスノウ、ジメレオンを呼び出すために使用します。
ポケモン通信やしんかのおこうでもいいですが、そもそもベンチにメッソンやユキハミがいない場合は使用してもなんのうまみもありません。
レベルボールはこの2体がギリギリ呼べる範囲で設定されているので、今回のデッキではクイックボールと同等レベルで重要なカードになります。
インテレオンのラインが採用されているデッキには大体採用されているイメージです。
ポケモン通信
先述の通り、山札からポケモンを呼び出す手段として、今回はクイックボールにレベルボールと、多くのカードを採用しています。
また、レベルボール圏内のたねポケモンが多い点も踏まえると、しんかのおこうを採用するより融通の利きやすいポケモン通信のほうが回転率をあげ、デッキをスムーズにしてくれると考えました。
ふうせん
今回採用しているポケモンはすべてが逃げるのに必要とするエネルギーが2個以内なので、風船さえあれば逃げることは容易に可能になります。
ただ、相手のポケモンにマヒさせられるなど、状態異常により逃げるが使えない場合を考えて、念のためポケモンいれかえも採用しておきます。
ポケモンいれかえ
ふうせんが手元にない場合の保険で採用します。
ポケギア3.0
最後はポケギア3.0です。
今回は採用するサポートが多いため、1ターンに必ず1枚は必ずサポートを消費していきたいです。
特に、メロンに関しては序盤で使用することで回転効率をあげるので、ポケギアで選択の幅を広げておくだけで展開がかなり楽になってきます。
ジメレオンのうらこうさくでもトレーナーズを呼ぶことはできますが、せっかくトレーナーズならなんでも持ってこれるという強力な特性なのですから、1ターンに1枚しか使用できないサポートをポケギアで持ってくることができれば、ジメレオンでグッズやポケモンのどうぐ、スタジアムを選ぶことができます。
そういった点でも採用しておくだけの役割を果たしてくれるカードです。
スタジアム
頂への雪道
こくばバドレックス、MM、ザシアン等、今環境でトップに君臨するポケモンたちはそのほぼすべてが非常に強力な特性を持っています。
その反面、はくばバドレックスには特性がありません。
つまり、このカードがあるだけで相手の動きを抑制することができるのです。
正直ぶっ壊れカードだと思います。
このカードにより環境は大きく変わることでしょう。
今回はデデンネGX、ケルディオGXを採用していますが、そういったポケモンを採用している場合はこちらからスタジアムを貼らなければいいだけですし、相手が貼ってきたとしてもこちらは特に痛手を被りません。
そのためこの構築とは非常に相性が良いのです。
トキワの森
最後はトキワの森です。
先述の通り、なるべく手元にエネルギーを持ってきておく、かつ適度にトラッシュにエネルギーを送りこめることを考えると、メロンやルリナと相性が良いですし、そうして手札にたまったエネルギーをモスノウでどんどんベンチのポケモンにつけていくこともできます。
また、自分の都合の悪い場面で頂への雪道が貼られている場合は張り替える意味でも採用しておく必要があります。
エネルギー
基本水エネルギー
ウォッシュ水エネルギー
終わりに
いかがでしたでしょうか?
こくばバドレックスももちろん強いですが、はくばバドレックスも今の環境に適応した形で十分強力なカードとして活躍していくと思います。
モスノウは必要ないかなとも思いましたが、やはりモスノウがいるだけでデッキの安定性がグンと上がります。
今回は割とオーソドックスな形のデッキタイプにしましたが、また改めて環境が変化したころに改編したデッキ、それとは別にロマンデッキとして構築をご紹介できたらと考えています。
みなさんのデッキも楽しみにしています。ぜひ参考にしてみてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
【今回のデッキ構築画像】
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